アッポームーッザッ、はじめました。の巻

遅ればせながらApple Musicをはじめた。
というのは、カーレイディオから阿部芙蓉美さんの「8ビートのsad song」という曲が流れ、うわぁ、いいなぁ、と思ってCDをインタネッでサーチしたところ、Apple Musicにもあることが判明し、少し前からSpotifyApple Music?どちらにする?とうじうじ悩んでいた僕がついにええいと鋭意Apple Musicをチョイスしたからである。


爾来、ベストで済ませていたバンド(チープトリックとか)のファーストアルバムを聴いたり、思い出したようにBilly Joelを聴いたり、西野カナを聴いたり、YESの「fragile」を何周も聴いたりしている。
西野カナさんのオリジナルアルバムすべてのタイトルに「LOVE」と入っていたのには驚いた。脅迫のようにLOVE。夏目漱石が「I love you」を「月がきれいですね」と訳したとかなんとかいう都市伝説かもしらんようなことを聞いたことがあるけど、西野カナは「I love you」をどう訳すのだろうか。おそろしいことである。


往来では自転車のおっさんが「うおうおうおうおうおうお〜〜〜〜」とビブラートを効かせてロングトーンを唸っていて、まるさん食堂帰りの宇宙(すっぱいものが苦手)と石像(徳島旅行帰り)と、あの人うまいねぇ、きっと詩吟の実力者なのだろうね、と凡庸な感想を言い合っていたそのとき、左にあった電柱には「人間関係のトラブルでお悩みの方、解決します。ご連絡ください」云々と書かれた連絡先入りの手書きのチラシが貼ってあり、うーむ、この人の人間関係ははたして、と思いながら帰宅。MTVで往年の名曲PVを流し続ける番組をずーっと観ながら麦酒、麦酒、麦酒。
結局待ちわびた「smells like teen spirit」は観れず、オリビアニュートンジョンの「physical」など、たくさんの名作から次回MVのアイディアをゲットした。


他には、スタートレックディスカバリーストレンジャー・シングス:シーズン2を観たり、とある曲のカバーをバンドでレコーディングして日本語の歌詞を考えて歌ったり、それをミックスしたり、もう一曲新曲を自分たちでレコーディング・ミックスしたりして、来たるイベントの準備をして暮らしている。生きている。


ふじたに☆ゆーた