あるばーと・はもんど・じゅにあ?の巻

東京・名古屋ツアーが終わりました。
すごく疲れた!
東京では、愛はズボーンがすごくよいライブをしていました。
名古屋では、今度福岡でもご一緒するカナタがすごかったです。
かっこいい!あんな音どうやって出すのだ。


東京では、東京カランコロンのいちろーくんが来てくれていたようで、終演後にひさびさの再会。
僕はいちろーくんがいるのを知らなかったのですが、ビリーさんが「いちろーくんが呼んでんで」と言うので、お、来てくれてたんか。なんじゃろ。と思いながらの再会。


開口一番、
「あの雨があがったらっていう曲のサビは、キーに対して何度のベースラインから始まってるの!?」
と、目をキラキラさせて訊かれました。
コードのことを訊いてくるとは!と思ってうれしかったです。
ミュージシャンとはよく出会うけど、コードのことを訊かれることはほとんどないのです。
音楽的好奇心!


さて、東京で一泊して、翌朝名古屋へ出発。
たまたま寄ったサービスエリアになぜか中古CD屋さんがあって、ユニコーンの最新作初回DVD付「イーガ・ジャケ・ジョロ」が500円と価格破壊していたので、それと、もう一枚なんのジャンルかもさっぱりわからない300円のCDをジャケ買い
さっそく車内で、まずはユニコーンを聴いて、いよいよジャケ買いしたほうへ。
開封すると、変なうさぎの絵が描いてあって、あ、こりゃダメかもわからんね、と思いました。
で、再生した一曲目、ん?けっこういいよね?となって、二曲目、おい!これすげーいいじゃん!なにこれ!となって、歌声がジョン・レノンみたいな曲もあって、謎の外人のすげーのを発掘してしまった…!と得意気になったよ僕は。


そのとき、助手席で宇宙が、


宇宙「何ていう人のCDなんですか?」


と訊くので、苦手な筆記体をがんばって読みました。
ふ「あるばーと・はもんど・じゅにあ?」


宇宙「つっ!?それはストロークスのギターの人ですぞ〜!?」


と、まぁこんな感じで宇宙の人格が崩壊し、僕は「謎の外人を発掘した人」として一目置かれるものとしてたいそう得意気にしていたので恥ずかしくて「ファー!」と言いました。
そのころ、石像は何を訊かれても「人類の起源」から説明を始めちゃう厄介な博士というキャラクターを身につけ、しほうは「それってどういうこと?」と言う教育テレビの子役になってかわいかったです。


来月も東京へ行きます。
今度は10/25,26の二日間。
10/25が高円寺CLUB LINERにて京都のライバル・SATORIのレコ発、10/26は下北沢BASEMENT BARにてBeat Happening!で、ネズミハナビのレコ発です。
両日とも、祝います。
セットリストは一曲も被らないようにしてやろうと思っています。


東京から帰って、月曜はネガポジで弾き語りでした。
エンペラーめだかは、こんなにいい曲作ってたっけ!?と驚き、尊敬している矢本健士さんはヤモケンベスト的なライブで、とてもすばらしく楽しかったのでした。
僕は気ままに歌いましたが、エンペラーめだかことしゅうくんに、「藤谷くんがストイックにライブするから」と言いがかりをつけられたりもしたりしてね。
じゃあの。


藤谷☆ゆーた