東京ツアー〜ライブ編〜

東京へ行ってきました。
レコ発ツアー。
ここのところ、全然演奏がビシッとしていなかったのでたいへん不安でしたが、果たしてどうだったのでしょうか?

7日(土)は新宿red clothindigo la Endの企画にお呼ばれ。
自分たちの音源を自分たちで聴きながら、でも、着く直前にキング・クリムゾンを大音量で流して窓を開けて新宿を威嚇しました。
初めて聴いたんですけど、自分が威嚇されました。

リハ後、ビリーさんとマクドナルドでコーラを飲んだり、音源を作って本当によかったなぁ、と思ったり、もっとよい曲を作らなくてはなぁ、と決意を新たにしたりして、会場に戻りまして、そうしたら、前の日に3時間ぐらいしか寝ていなかった僕は、出番の直前までものすごい体調不良に陥ってしまったのです。
ふうふう言ってましたが、出番には絶好調になり、まぁ楽しくライブができました。

indigo la Endは前に対バンしたときよりもパワフルになっていて、あいかわらず歌もうまくて、ははぁ、とひれ伏しました。

ふうふう言っていてVIDEOというバンドのライブを楽屋から聴くことしかできなかったのが心残りです。
だいたい、失礼ですよ。
すみませんでした。

体調が悪すぎて、ちょっと自分を俯瞰から見ているような感覚になりました。
まったく、体調管理をしなくては。
終演後、初めてライブを観てくれたいとこから「すごく楽しかったわ。長生きしてくれ。」というメールがあって、なにその死亡フラグ、と不安になりましたが、あとはまぁ回復して、打ち上げでおもしろい人たちと話しました。

ただ、けっきょく友人宅で明け方まで起きていて、またもやあまり眠れないという失態。

8日(日)はライブもなかったので、代々木公園で昼から後輩と飲みました。
ビリーさんも合流して、楽しかったです。まったく意味のない日。
友人宅にあった坂口安吾の『白痴』に収録されていた「いずこへ」という作品を読んで、なんておもしろいんだ!と知ったぐらい。
こんなに正直な人がいるのだなぁ。

友人宅への帰路、新宿で軽く迷子になって、初めてauナビウォークなるものを使いました。
できたらもう使いたくないです。

9日(月)。下北沢BASEMENTBarでライブ。
共演のバンドもおもしろかったですが、また出番の前まで体調が悪化し、楽屋でふうふう。
前日よりけっこう大きくなった上弦の月を見て、気分を落ち着けて、なんとか出番は絶好調。
ちくわテイスティング協会の方々がおもしろく、東京カランコロンのベースの全部くんとかみむーくんと再会できたのもうれしかったです。
よかった。

そんで、10日(火)は最終日。
一番よいライブができた!
もう、完璧でした。
演奏は下手くそですが、初めて、このメンバーでしかできないライブができたと思います。

早く次のライブがしたい。
新曲を合わせたい!

僕は、なかなかそううまくいかないですが、自分を他人に拡大しないように気をつけていて、でも、バンドメンバーには、ついつい自分を拡大しがちです。
そしてそれを悪いとはまったく思っていなくて、そうして当然、と思っている節があります。

僕はもう音楽を欲張ることに決めた!
あともう少し欲張るかもしれませんが、きちんと、毎日生活をしようと決めた!

次は、15日(日)に神戸・108というところでライブです。
観に来てください。
いま、僕らは最高ですよ。


藤谷☆ゆーた