東京は凍るような街であった件

今回の東京遠征では、前回食べれなかった桜海老かきあげ丼を食しました。それはそれは本当にさっくりと、ジューシーで美味なものでした。
さて、私の所感ですが、今回は本当に素敵なバンドと組ませてもらい、前回、「東京とか行く意味あるのか……」と思っていたのを完全に覆されましたよ。
なんつっても、ベストはヤーチャイカ。ライブ時も翌日の下北沢のディスクユニオンでもデモを手に入れられず、結局うちでマイスペをエンドレスリピートしております。なにがいいのか、という部分を説明するのは激しく難しいのですが、とにかく心臓に来る歌です。聞いていると自分の気持ちが張り詰めてるのが手に取るように解ります。タイバンではもちろんですが、最近、聞いていたものの中ではペイブメント「シャディレーン」初聴時と同程度の衝撃でした。ライブのときの居住まいの迫力が……。曲では、「鼻水」と「全てが魚になる日」の2曲が本当に秀逸です。またいつか一緒にやれたらいいなあ。
そして、前回タイバン時になぜか、初手からうちらを好いてくれていた逆さまから魚。以前は歌が伝わらなくて、マイスペで予習していたときは結構好きな感じだったのにもったいねえ、とか思ってたのですが、約2ヶ月で全く別のバンドになっておりました。バンドの音がちゃんと前に出てくると、ここまで、歌が伝わってくるんですねーとか偉そうなことを思い。児玉君のメロディは本当によいのですよ。打ち上げでうざいくらい誉めてしまい、翌日酔いが醒めてから「ありゃ、うざかったのう」と思ったのですが。メロがあがっていくのかと思いきや上がりきらないよさとか、まあ、またこれも伝わりにくいので興味がある方は是非、聞いてみてください。「未来をてらすもの」の「らいを」のところ、「らすもの」のところのメロが特に好きです。帰ってから、マイスペを聞いて曲名を確認したのですが「さらば我輩」という曲もむちゃいいな。くそっ。ちくしょーって思います。まあ、マイスペ便利ってことで。
翌日の下北では秋田より来たりし「黒」が秀逸でした。なんつってもとにかく気持ち悪い。あのメロはどこから沸いてくるのですかね。「赤は赤」というコトバのくだりが大好きでした。ベースの子とは同郷ということが判明するも、いまいち地元話が盛り上がらず、世代の違いを感じ入った次第でした。
と、ほぼタイバンレビューに堕してしまいましたが、詳細はまた後日挙げようと思います。
とりあえずいろんなことを忘れないうちに書いときます。


小児