東京紀行〜黎明編(前日と初日)〜

12日、13日と、東京でライブでした。

5月5日のライブがまったくひどかったので、前日にスタジオへ。
ダメなライブのあとはみんな反省するのか、とてもよい間があって、こらいけるな、と思いました。翌日は朝出発するので、サトタツとビリーさんがうちに泊まりにきました。
サトタツが、「ちょっと靴が大きくてライブがやりにくいから朝家まで靴取りに行きたい」と言っていました。高速のインターとは逆方向です。どこまでもマイペースな人です。
で、ぼくの家でみんなで飲んで、前回のライブの映像を観て反省をして、「学校であった怖い話S」をやりました。しかし、殺人クラブが始まってすぐにぼくがコントローラを持ったまま寝てしまい、おやすみなさい。

12日、朝。
サトタツの家に靴を取りに寄りました。
靴を履き替えるだけなのに、3分以上待たされました。
高速に乗ったものの、工事でやたら混んでいて、早めに出たのにけっこうジャストに東京へ到着。
車中ではビリーさんのアイパッを聴いたり、ぼくがHDから選曲した「ゆ〜たいスペシャル」を聴いていました。広末の唄がよいとかあったのですが、やっぱり「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」が最高でした。寂しくて悲しくてちゅらいことばかりならば!

にしても、ダンキンシュートって表現はあるんですかね。ダンクシュートのことだとは思うんですけど。ってそれロングシュートじゃないじゃん!
ともかく、自分で選んでおいて感動しました。

渋谷でクソ野郎と合流。リハ後、渋谷を散策。
109の前で井筒監督が映画の宣伝をしていました。
人が多すぎて、個々が人格を持っているとはとても思えなくなってきてヤバイので、居酒屋へ。乾杯。

渋谷LUSHは音がよかったです。
対バンはみんな上手でした!
ぼくはWonderverというバンドが好きでした。「音楽はいらなーいよー」というフレーズがまだ頭で鳴っています。
優しくして♪というバンドのボーカルさんが、ぼくらのデジカメがステージを撮れていなかったようで、ずっとデジカメを上に持ってくれていました。御礼を言い損ねたのですが、どうもありがとうございました。優しくして♪に優しくされました。こっちも優しくしたかったです。

で、ライブはというと、相変わらず演奏は下手くそでしたが、まぁバンド全体のアンサンブルというか、そういうものは前より出たかなぁ、と思います。
下手くそですが。特にこの日はぼくが下手くそでした。あかんがな。
がんばりましょう。

後、軽く打ち上げで飲んで、車中泊するというビリーさんを残して、沼袋の友人宅へ。
沼袋って。池じゃなくて沼なので、ドロドロしたところなのかと思いましたが、とても住みやすそうなところでした。
ただ、電車がキツイです。ぼくは普段から電車とかバスが苦手なので、いつも乗るときは水とビニール袋を持っているのですが、まぁ近いし酔って感覚が鈍麻だから大丈夫だろうと思ったのですが、山手線に乗ったら乗った車両にローゲーがあって、まぁ上に新聞紙がかけられていたのですが、どうなることかと思いました。
ローゲーした人が居たと思われるサイドは無人でしたが、向かいには普通に人が座っていました。東京の逞しさを感じ、次の駅で隣の車両へ移動。
なんとか着いたぜ沼袋という感じでした。
友人宅でサニーデイの「若者たち」が流れていて、東京に出てきたって感じのアルバムだなぁと思いました。久しぶりに聴いたけど、よかった。
東海林とサトタツとぼく、という順で川の字になって、おやすみ。
この並びが翌朝思わぬ事態を引き起こす!


藤谷☆ゆーた