なぜ、Hurry Up!なのか。の巻

定刻に遅れてしまっていて、バスの運転手は車内アナウンスと真逆のことを言う。


アナウンス「お降りの際は、危険ですのでバスが止まるまで座ってお待ちください」


運転手「次降りる方は前のほうに来といてください!!(怒)」


車線変更もギュンギュンで、こんな状態で前のほうになど行けるわけがない。
命がけで行かなくてはならない。
けれども、行くのである。


というのは、さきほど、日本語を解さない外国人観光客がチンタラ降りていたら運転手が、


「ハーリーアップ!!!!ラッシュアワー!!!ナァウ!!!!」


と怒ったからである。
乗客は皆オトナだったから、怒られたくない。
なぜならオトナになって怒られるのはとても侘しいから。
オトナになってなお怒られている自分という存在を思うと、親とかに申し訳なくなるから。
なので、皆命がけで降りる前には前のほうへ行っていた。


石像が京都市バスに乗ったときの話。


こういう悲しい思いをしたくない/させたくない。
けれども、こういう状況に遭遇したことのKISEKIは貴重な人生経験である。
果たしてこの話を石像から聞かされた僕たちにできることはなんだろうか?と考えた結果、


そうだ!イベントのタイトルを「Hurry Up!」にしよう!(ニヤニヤ)


という浅薄な結論を導いた我々モルグモルマルモ。
そのイベント「Hurry Up!」がついにこの日曜日、11/23に京都VOXhallにて開催されるに至ったのである!!


三連休の真ん中、しかも紅葉の時期ということも相まって、京都市バスはほとんど定刻どおりには運行できないと思われ、そのため上記のようなKISEKIに遭遇できる可能性は高いはず。
なので、奇特な方は試しに京都市バスに乗ってVOXhallへお越しください。
そんなん不快ジャン!という方は、京阪、阪急、京都市営地下鉄などでお越しください。


前置きがベラボーに長くなったので、ざっくりイベントの出演者紹介を。
まぁ、僕たちモルグモルマルモがいまとてもよい状態なので観てほしい!というのが一番の気持ちなのだけど、共演の方々も好きな人ばかりなので、親切心というか、おせっかいというか、よいものは多くの人に知ってもらいたいので紹介します。


11/23(日)京都・三条VOXhall
モルグモルマルモ×VOX FESTA!共同イベント
「Hurry up!」
open 18:00 / start 18:30
adv. ¥2000 / door ¥2500 / 学割 ¥1500(高校生以下)
出演:モルグモルマルモ、井乃頭蓄音団(東京)、ムーズムズ、笹口騒音ハーモニカ(幕間アクト)


まず、ムーズムズ
ずいぶん前から知っていて、とても好きな京都のバンド。
絶妙なセンス。
売れようと思ったらいつでもほいほい売れちゃうと思う。



次に、井乃頭蓄音団
ひさしぶりの共演。
すごくふざけていて泣ける。
泣けるものがよいというのではないけど。心を震わせるものがあるのさ。



幕間アクトで出てくれるのは、笹口騒音ハーモニカ
僕は最初笹口さんの歌をVOXhallスタッフのおのまんにしつこく薦められて、うっせぇなぁと思っていたし、笹口さんの歌の良さもまったく分からなかった。
むちゃくちゃだなぁと思ったのです。
けど、ライブを観たらひと目で引き込まれた。
CDもすごくよかった。
笹口さんはキラキラしている人で、それが曲や歌にストレートに表れていると思う。



以上。


僕たちモルグモルマルモは、最近はラップみたいなこと(ただの早口らしい)をしたり、シャウトしたり、なんか知らんけどすげー名曲をやったりしている。
ふざけて録った宣伝動画が偶然Mr.Bigの来日と重なったり、楽しくやってます。


11/23、たくさんの人と一緒にふざけて遊べますように。


藤谷☆ゆーた