ぼくは恵まれている!の巻

ビリーに負けじと書きます。
あさってネガポジで弾き語りします!
最初は藤谷☆幽体離脱ソロのつもりでしたが、ビリーさんが「やりたい!うたいたい!」と言うので、一緒にやることにしました。
不安もあったのですが、一人よりよいライブができそうです。

2010年9月2日(火)@京都・丸太町ネガポジ
OPEN / 18:00 START / 19:00
adv. / \1,200 door / \1,500
w/白波多カミン、DoRED

ぼくらの出演は二番目です。
時間に制限のない人は最初から来てほしいです。
しょうもない音楽をする人は、ネガポジではほとんどいません。
共演の方をまったくしらないので、しょうもなかったらすみません。
でも、最初から居てほしいです。

さてさて、ぼくはいつもICレコーダーと歌詞を書くメモ帳と予定の書いてある手帳とティッシュを持ち歩いているのですが、ICレコーダーに貯まった音源を聴きなおしてみたのです。
そうしたら、10曲はできそうです。
録ったのを忘れているようなものが、とてもよいのです。
記憶力がないと、自分で感動できますね。
ちょっと置いたぶん、新しいアイディアも浮かびます。

本当はちゃんとdemoを録ってからみんなに聴かせたいのですが、今日、ビリーさんに聴かせてみました。
そうすると、やっぱり、メロディや展開に意見をくれるのですよ!
ぼくは、曲のdemoをみんなでよりよいものに作り上げるのがバンドの役割だと思います。

最近特に思うことですが、ぼくの持っていった曲がそのままスルッと採用されるのです。
いまやっている新曲なんて、適当に作ったのにビリーさんしか意見しません。
まぁ、ぼくに欠けているのはドラムを考える視点だし、いまやっている新曲が、とりわけリズムの大事な曲なのでそうなるのかもしれませんが。

でも、メロディや展開なんて、みんな言いたいことがあるんじゃないかと思います。
ただのリスナーとして聴く場合、たとえば自分の好みはここで半音あがりきらない方がよい、とかあるのですが、そんなことはやってる人が吟味してやってるんだろうなぁ、と思って、その半音あがりきらない感じを歌詞と照らし合わせてむりやり納得したりもしますが、自分が演奏する場合、作曲者の意図を汲み取らないといけないわけで、そうすると、ここはなんでこのメロディなの?この展開なの?といった疑問が浮かび上がってくるはずですよ。
こないとダメですよ。

それを言ってくれるのが、ビリーさんなのです。
なんというか、よい曲を作り上げるために必要なコツを、お互いが補いあえるような、そういう連携が取れていると思います。
向いている方向が近いのかもしれません。
言いすぎですが、ぼくが向いている方を向いてくれていると思います。
そういう人が一人でもいるというのは、恵まれていると思います。

ぼくは、天才ゆえの孤独を感じなくていいのです。

言い過ぎました。すみません。

ぼくは全然天才ではありません。
自分より天才がたくさんいるので。

まぁ、ただ、自分にしかできない、なんらかの新しさのある曲をやっているという自負はあります。
でないと、この歳でプロの音楽家を目指しませんよ。

プロデューサーの人とかと一緒に作業をしたら、自分の至らなさをもっと思い知らされるのでしょう。
まぁ、思い知らされたいです。
で、業界の嫌なところとかを聞いて、嫌だなぁと思ったり、我慢したり、そりゃ努力が足りないんだわ、と思ったりしたいです。

夏が苦手で毎日ボケーっと過ごしていたような気がしていましたが、しっかりアルバムが作れるぐらい作曲していたぼくは、音楽家になってもやっていけそうだ、と思いました。

これから、よりいま必要そうな曲のdemoを録音していきます。
まずはコードを探さなくては、というぐらい忘れている!


藤谷☆幽体離脱