プロ野球の話。の巻

明日はライブです。
4.25 大阪 梅田ハードレイン
「エレキな気分」
open17:30 start18:00
adv.1800/door.2300
/w ニーネ(東京)、NICOLAS、stereofuture、ABCDEFG'Z、きんぐべにーPark

モルグの出番は最後です。
観に来てください。新曲やります。

ビリーさん主催の5月5日のイベントも最高ですよ。
アクマティックゴーゴークラブは前に観てとても好きでした。
ビバ☆シェリーはずっと観る機会がなくて観れていませんが、よいだろうと確信を持っています。もしもずっとミの音しか鳴らさなくても、観ている人に勝手に納得させるものがあると思います。まぁ、ミ、以外も鳴らすと思いますけど。
ジョンカストロオイルは、ビリーさんがドラムを叩いているバンドです。最初はそんなにインパクトがなかったですが、最近、観るたびによくなっています。メロディのよさがどんどん観ていて伝わってくるようになりました。何様だ俺様は。
ジャッジメントQは知りません。ビリーさんにその魅力を語ってもらいましょう。


さてさて、プロ野球の話。
ぼくは広島で生まれ育ったくせにヤクルトファンなのです。
それは、ぼくが野球に興味を持ち始めた92年は、スワローズに岡林というそれはそれは魅力的な投手がいて、捕手は古田で、センターは飯田で、なにより、野村監督の野球が浸透し始めた時代だったのです。
その洗練された野球を知るのは、もっと後のことですが、子どもながらにスワローズの野球にとても魅惑されたのです。
その名のとおり強大な「巨人」よりも強かったのです。
「ヤクルト」なんて「巨人」にしてみれば、一滴の水のようなものでしょう。
それでも勝っていたのです。

スワローズファンを長くしていると、野球そのものをかなり好きになっていました。
ここ数年で野球を上手にやっているチームは、日ハムとドラゴンズだと思いますが、いまだにスワローズのファンなんですけどね。

とはいえ、カープは唯一の市民球団で、一番貧乏で、なのになかなか最下位にはならないという魅力的なチームですね。出身地だし。
まぁ、広島(という場所)がとりわけ好きということもないのですが、いろいろな面で広島が不甲斐ないと腹がたつし、それなりに広島を好きなんだと思います。
その感情はなかなか屈折してます。
けど、プロ野球は、カープが強い方が絶対におもしろいです。

今日のジャイアンツVS広島戦は、木村拓也追悼試合でした。
木村拓也は、打率は大したことなかったのですが、足が速くて守備ができて、弱いチームにこそ必要な選手でした。
なので、最終的には巨人でしたが、ぼくはやっぱり「広島の選手」だったと思います。

今日の試合で、一点リードで迎えた8回裏の頭から、カープ高橋建をマウンドへ送り、一死満塁から代打・谷に満塁ホームランを打たれました。
ぼくは、満塁にした時点で梅津にリリーフするだろう、と思いました。谷なら犠牲フライは打つと思ったからです。
リリーフして、うまくいけば内野ゴロゲッツー、まぁ内野フライには打ち取れるかも、と思いました。しかし、続投。
結果、高橋は谷に満塁ホームランを打たれました。

木村拓也追悼試合がホームランで決まるなんて、まったくくだらないし、なによりなぜ野村謙二郎監督は続投させたのか、意味が分かりませんでした。

しかし、試合後、巨人ファンの友人とメールをしていて、木村拓也追悼試合だったからこそ、あの場面で高橋に続投させたのかもしれない、と思いました。

高橋建は、カープの投手のなかで、木村拓也追悼試合ということを一番強く感じていた選手だと思います。

そう考えると、結果的には負けましたが、野村監督の続投の意図がそこにあったのであれば、今日の負けは大したことではないと思います。
これからですよ。がんばれよ、カープ
まぁ、赤松のバント失敗とか、それでいてヘラへラしている姿とかは、まったくプロとしての、また弱いチームに所属する俊足選手としての自覚に欠ける姿だと思いますが。
しゃんとしてほしいものです。

谷も木村拓也と同い年らしいですが、やっぱり木村拓也追悼試合は巧みな走塁で決着してほしかったと思います。

と、いうわけで、広島出身なのにヤクルトファンではありますが、プロ野球が好きすぎて、ただ単に広島出身だからカープが好きという人よりは、ぼくはカープを好きです。
スワローズはなんだかんだで今年もCSには進むでしょう。

じゃあの。


藤谷☆ゆーた