阿呆のライブ。誠意を持ってってってってね。羽賀研二か。

藤谷☆幽体離脱です。

ヤバい。今日のライブは深刻にヤバかった。
ドラムが一番手前で鳴っている感じ。
音の配置の迷子。
音の位相の混乱。
ギター二人のバランス。
全体の音域が被りすぎている。

対バンのthe uozaとカラマーゾフがかなり良かったと思う。
the uozaの「冷たい朝の光」という曲がとてもカッコよかった。
http://www.myspace.com/theuoza

今日は自分たちが一番カッコ悪かったと思う。
ライブなんていうものは、ほれ見ろ、やっぱ俺たちが一番素晴らしい。アメイジング。と思わなあかんものである。

ぼくのギターの音が良くなかった。
メンバルの曲のイメージがバラバラなのじゃ。

ぼくは、モルグでは、童貞がモテなくて、知識あったらモテるかと思って文学とか読んでみて知ったかぶってみるけど、そのせいで余計モテない、というイメージでギターを弾いている。
一言で言えば「童貞特有の厭世観」。

このイメージはけっこう外れていないので、とりあえずサトタツとギターのバランスを吟味し、ドラムのビリーさんの童貞とはほど遠いセックスライフを見直してもらわなくてはならない。

セックスライフの見直しが難しくとも、「童貞のメンタリティ」は表現をするためには欠かせないものだから、意識してもらいたい。
案外サトタツの童貞度が低い気がする。
以前付き合っていた人がエッチな人だったというから、案外、案外でもないのかもしれない。
みんな『D. T. 』(伊集院光みうらじゅん著、メディアファクトリー

ちくしょう。悔しい。
良い演奏をしたい。
音に対する誠実さ、真摯さが足りない。全員。

ともあれ、音を聴けないクソ野郎もいるから、ぼくが全部聴いて、言わなくてはならないと思う。
だから、ぼくの音に対する誠実さ、真摯さが足りないから、こんなクソみたいなライブをしてしまうのです。

次は6月17日、大阪ハードレインです。
アメイジングなライブをします。


藤谷☆幽体離脱