モルグ韓国ツアー記 5/1デッパツ編

12時、近衛通にてサトタツと合流。ゴロゴロ、リュック、ギター、エフェクター…って、荷物多っ!
北大路で東海林合流。リュックとベース。そうそう、荷物はこんぐらいのはずじゃよ。
私はギターとエフェクターとリュックひとつ。が、ギターをハードケースに入れたものだから、べらぼうに重い。

地下鉄丸太町駅まで貝塗師に送っていただき、サンキューグッバイで、いざ地下鉄に乗らんとし、階段をたったか降りて改札。

…あれ?
サトタツが来ないぞ?

着信アリ

「アーオレエレベーターあるトコまで行って下に降りるわー」

…お、おぅ。
幸先悪っ!

なんとか京都駅に到着。
私はガイテ(身体障害者手帳)を見せんけりゃならんので、みどりの窓口でチケット購入。
サトタツは券売機で切符購入。
関空でいいんだよね?」

…お、おぅ。

「指定席?自由席?」

…じ、自由席。

サトタツとじゃんけんをするでもなくガイテ割の恩恵を享受し、闊達としている東海林といい、私の胸には一抹の不安というか、ちょっとした絶望のようなものが去来したッセヨ。

豚インフルエンザ、サトタツはヤバいっしょ、罹りそうっしょ、とかを事前に言っておいたので、サトタツは一枚400円ぐらいするマスクを持参していた。
「5日使えるんだって!」
などと得意気である。

…よかった。偉い。サトタツ偉い。

サトタツが袋からマスクを取り出した。その刹那。

「あぁ〜!」
という甲高い声をあげるが先か、マスクを床に落とす。

…この人は天才なんじゃないだろうか?
私の不安は少し去りかけ、希望の光が一筋見えた。

関空に到着し、ビリー合流。
リュックとゴロゴロのみ。
…いいじゃない。
うんうん、私、ビリーのことはちっとも心配していなかった。
希望の光に照らされた。



(写真)左から、空港なのにけっこうマスクを外すクソ野郎、せっかくの高級マスクをすぐ床に落とすサトタツ、万全の構えのビリーさん



荷物を預け、速店(マクド)へ。
私とサトタツの正面のテーブルにえらいミニスカで胸元の開いた美人がおり、私は偶然パンテラをゲットしてしもうた。白。

搭乗。
座席は私とビリー、東海林とサトタツという配置。
座席決めた窓口の人、分かってるなぁ〜。

あっという間に韓国着。
ハングルまったく読めない聞きとれない。

両替。めっちゃ金持ちになった気になる。
1000ウォンが70円ぐらいらしい。
財布がパンパン。

バスで宿のある東大門へ。
座席は飛行機と同じ。たまたまだって〜☆

…車内放送が聞こえにくい。
ちゃんと着くんかなぁ…。

徐々に耳が慣れ、「イボネ・ネリシッコスン〜〜」というのを覚えた。
イボネ・ネリシッコスン!
気に入った。イボネ・ネリシッコスン。

トンデムンなんたら、言うので降りたら、どうやらひとつ手前で降りてしまったようす。
パン屋の店員さんに道を尋ねた。かわいかった。
宿付近でまた知らないおっさんにビリーが道を訊いた。
ら、拙い英語で「ライト」と言ってはにかんだ。かわいいおっさんに荷物の重さも忘れ、いや、忘れてないけど、がんがって宿に到着。
ダブルベッドふたつ。

この配置については、部屋の説明をしたときに東海林が、
「じゃ、オレとサトタツか…」
と、察してくれたのであった。クソ野郎にも良いところがあったね!

部屋に着くなり、私は小便をしたかったので、した。
が、扉を閉め忘れており、座ってするのスタイルを皆に見られたのであった。
気をつけろ、小便は途中で止まらない。

後、友人・ユミさんに会いに地下鉄で弘大付近へ。
切符の買い方分からず、しばらく困る。

無事ユミさんと合流。
ユミさんの友人、イレさんという人もおり、彼はとてもよい人だった。
ユミさんが言うには、彼は兵役を終えても友人でいられる珍しい人だ、とのこと。兵役で洗脳されちゃうのか。

トッポギ、チジミ、マッコリ。
いちいち美味。

後、フィッシュマンズ大好きな友人がやっているというお店「空中キャンプ」へ。
すごくよい雰囲気。
3時過ぎまで韓国の麦酒飲み、ピースフル。

さ、そろそろ帰るか、つって外へ出ると、3時過ぎなのに人がたくさん。
休日前だから、らしいが、それにしても元気な街やで。

タクシーで宿へ戻る。
20分ぐらい乗っていたのに6000ウォンぐらい。
安い!

宿に戻り、ビニコンで買った缶麦酒飲みながらテレビで韓国のAVを観、カメラアングルが悪すぎる!近くに寄りすぎてなんだか分からんし、モザイクが必要な箇所は映らないようになっており、規制が厳しいんやろか、などと思っていたら床で寝ていた。
ビリーの横で、はい、おやすみ。

初日はいろいろあったものだから、長い!