オシャレに飲まれてヤバイ奴。の巻

ついにPCを出荷状態に戻すべく作業中。
PC裏のプロダクトキーというやつが25文字中2文字ほど読みづらくなっていて、困った。なんとか読み取った。
古文書の読み取りのような根気のいる仕事は、僕にはとてもできなさそうだと思う。
あ、いま取り返しのつかないEnterを押した。
パーティションをフォーマットだぜ!


さて、昨日洋服屋にズボンを買いに行って、結局ZOZOTOWNで注文したのだが、この歳になっても洋服屋に入ると緊張する。
昔は、大人になればヘッチャラよ!とのん気に思っていたけれど、大人になったら昔はヘッチャラだった古着屋でも緊張するようになってしまった。
最近は、古着屋でもどこでも洋服屋に入るやいなや目を見開いてがに股で足早に歩き、さっと店内を一周、目的のものがなければそのままの勢いで店外へ脱出している。
「ヤバイ奴来たっ!」と思うのか、店員もめっきり話しかけてこない。


昔は店員に話しかけられるのがとにかくイヤで、古着屋ならそれがないのでヘッチャラだったのだった。
なので、特に当てもなく古着屋へ行って、いらない服を買ったりしたものである。
そのころ買ったいらない服をいまだに着ているから、いまさらまたいらない服を買う必要もないので、洋服屋に入ってもほしいもの以外見なくなった。
だからサッと早足で一周して脱出、ということになる。


いまでは必要とあらば店員に「すみません、試着したいんですけど」ぐらいのことは楽勝で言える。
しかし、必要でない「ほしいもの」を見つけることはしなくなってしまった。
ただ、ネットだとぼんやりとした「必要っちゃ必要」なものを探してみたりもする。


要するに、洋服屋のオシャレな雰囲気に飲まれているのだろうと思う。
値札を見ずに買えるようになれば変わるのだろうか。
自分の変化が興味深い。
ひとまず値札を見ずに買えるようになるべく、おもしろい曲でも作る。
そのためには作業用のPCをフォーマットしなくてはならず、いまは待ち時間。
49%。


藤谷☆ゆーた